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川崎の民話・昔話の一覧表

  • 執筆者の写真: 心一 萩坂
    心一 萩坂
  • 7月8日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月23日

この表は、本会の副会長・藤嶋とみ子が『川崎研究第59号』(川崎郷土研究会・2021年発行)に発表したものです。出典は主に萩坂昇氏の著書ですが、小澤俊夫氏編『かわさきのむかし話を語ろう』に掲載された作品も取り入れました。右欄の参考文献をご確認ください。

【参考文献の紹介】

復刻版『かわさきのむかし話』(萩坂昇著) 2015年 北野書店発行

旧版『かわさきのむかし話』(萩坂昇著) 1986年 むさしの児童文化の会発行

『かわさきのむかし話を語ろう』(小澤俊夫編)   2022年 北野書店発行

『川崎の民話と伝説』(萩坂昇著)多摩川新聞社

『神奈川県の伝説』(読売新聞社横浜支局編)有隣堂

『神奈川の伝説』(角川・日本の伝説20)  『神奈川のふるさと風土記』 新編武蔵風土記稿

〈注〉この一覧表の他にも民話・昔話が埋もれております。川崎市市民ミュージアム発 行の『川崎物語集』にも、数多く収録されているので、参考にしてください。

民話タイトル

他資料

採話地

地名

参考文献

川崎

しょうずかのおばあさん

 

大師町・川崎大師

 

神奈川のふるさと風土記

不知火の松

 

大師河原夜光町

夜光

神奈川の伝説

 

亀がはこんだ石水盤

石観音と霊亀石水盤

観音

石漢音

神奈川の伝説

しおどけ地蔵

 

旭町・医王寺、大師道

 

神奈川の伝説

 

背中の赤いかに

鐘突き堂を守ったカニ

旭町・医王寺

 

神奈川の伝説

寺を守った亀

 

砂子・宗三寺

 

 

大師のきね

 

川崎大師

 

かわさきのむかし話を語ろう

かわうその大入道

 

北加瀬

 

川崎の民話と伝説

 

小倉の龍灯観音

小倉池の玉手箱

小倉・無量院

小倉池 

神奈川の伝説 

小倉池のしずんだ鐘

影向寺と小倉池

小倉・無量院

 

川崎の民話と伝説

中原

たぬきの火の用心

 

小田中

 

川崎の民話と伝説

 

鬼ゲ橋

 

中丸子・市ノ坪・上平間

オニゲ

川崎の民話と伝説

井田山のむじな

 

井田

 

 

神地とおばけ寺

 

上小田中・泉沢寺

 

 

延命地蔵

 

宮内・東樹院

 

神奈川のふるさと風土記

魚屋と権現さま

 

宮内

 

かわさきのむかし話を語ろう

権現さまのこじき

 

中丸子神明神社

 

かわさきのむかし話を語ろう

入道のとむらい

 

新城・小田中

 

かわさきのむかし話を語ろう

高津

順礼橋

 

坂戸・久本根方堀に架かる

巡礼橋

川崎の民話と伝説

しばられ松

しばり松

上作延・聖松とも 

バス停

 

 

鼻取地蔵

延命寺の鼻取地蔵

上作延・延命寺・田植地蔵

 

川崎の民話と伝説

 

諏訪の一本松

 

諏訪・旧諏訪神社二子新地駅前記念碑

一本松

写真が語る川崎市の100年

げんまん(拳万)地蔵

 

溝の口・二子境

 

 

久末の義民地蔵

 

久末・妙法寺、旧地は中原街道脇

 

 

小銀の笛

こぎんの笛

久地

 

川崎の民話と伝説

タフンバルとザットの頭

 

久地

 

かわさきのむかし話を語ろう

 

綱下げの松

 

宿河原、久地・松寿弁財天

下綱町会

新編武蔵風土記稿

宮前

二つの本尊

 

有馬・馬絹

 

旧版と新版で違う

小判は木の葉

 

馬絹

 

川崎の民話と伝説

 

もちのすきなたぬき

餅の好きな狸

有馬

 

川崎の民話と伝説

影取大蛇

 

有馬・梅林公園

影取

川崎の民話と伝説

 

権六谷戸のもろこし

権六谷と落武者

西野川

権六谷戸

川崎の民話と伝説

影向寺の乳銀杏

 

野川本町

影向寺

 

村いちばんの力持ち

 

野川本町

影向寺

かわさきのむかし話を語ろう

多摩

五所塚と稚児の松

 

五所塚・五所塚第1公園  

五所塚バス停

神奈川のふるさと風土記

 

ミカリばさま

一目の妖怪(目カリ)

多摩丘陵、目カゴ神事

 

神奈川のふるさと風土記

大山の天狗の将棋

てんぐのしょうぎ

 

 

おおかみのはしご

狼の梯子

 

川崎の民話と伝説

麻生

かっぱの平六

河童の詫び証文

下麻生・常安寺

 

川崎の民話と伝説

 

弘法の松

 

百合丘          

バス停

写真が語る川崎市の100年

 

禅寺丸柿と伝説

王禅寺の柿の木

王禅寺

王禅寺

神奈川の伝説

 

蚕影山

 

ようさんのはじめ

岡上・東光院、現在は日本民家園

 

 

 

 

兄弟のはと

 

柿生

 

かわさきのむかし話を語ろう














 
 
 

最新記事

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文化財課のHPに「権六谷戸の昔話」が掲載されました。

川崎市教育委員会文化財課さんのご尽力により、「シッシー君の文化財探訪日記」という形で、二回目の掲載となりました。 掲載された文章は、正確な表記を目的として、私が再現したものですが、92年前の原文を精査し、三年越しで完成しました。 とても苦労しましたが、やりがいはあるので、あと数作品ほど取り組んでみようと思います。ライフワークになりそうな予感が…。 以下のURLをクリックしてみてください。 川崎市教

 
 
 
「もろこし畑の戦い」と「権六谷戸のもろこし」

宮前尋常高等小學校副読本『郷土之お話・上之巻』昭和8年度(1933年度)   二、もろこし畑の戦い  (宮前村字野川権六谷戸)   宮前村野川(のがわ)に、権六谷戸(ごんろくやと)という小さな部落(ぶらく)があります。東の方だけを残して、コの字形に三方(さんぽう)山に囲まれた小さな部落です。西の方へぐっと入り込んだ細長い谷戸田(やとだ)を挟(はさ)んで、両側の山の麓(ふもと)のあちこちに十五、六

 
 
 

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