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萩坂昇さんの略年譜

  • 執筆者の写真: 心一 萩坂
    心一 萩坂
  • 7月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月9日


【萩坂昇さんの生い立ち・主な著作物】           【関連する社会の動き】


1924(大正13)年8月31日 東京に生まれる。       【1923年9月関東大震災】

1926(大15・昭和元)年 川崎市中丸子に移住。        【1929年世界大恐慌】

1931(昭和6)年4月 川崎市立玉川小学校入学。        【1931年9月満州事変】

1937(昭和12)年3月 川崎市立玉川小学校卒業。

同年4月 東京中学校入学。

1942(昭和17)年3月 東京中学校卒業。    【1941年12月真珠湾攻撃、日米開戦】

同年8月 愛知県豊川海軍工廠に徴用、兵器の図面の作成。

1945(昭和20)年8月7日 豊川海軍工廠、空襲で2544人死亡。

同年8月13日 航空隊入隊命令で一時帰宅、8月17日入隊予定。【1945年8月15日終戦】

*戦後直後は、「京浜デザイン社」を設立、得意の図面や絵を描く仕事を始める。

1947(昭和22)年3月 横山工業に勤める。内職として「学校の教材づくり」に取り組む。

1950(昭和25)年1月 横山工業を退職する。       【1950年6月朝鮮戦争勃発】

同年10月 穴水友江さんと結婚。学校に売る教材づくりに夫婦で勤しむ日々。

1951(昭和26)年3月 むさしの児童文化研究会の発足、現場の教師とフィールド学習を重ねる。

1953(昭和28)年2月 むさしの児童文化研究会主催、第一回「郷土教育研究大会」開催。

1956(昭和31)年11月 「日本の子ども」発行、編集長、民話の研究、執筆を始める。                           【1960年6月安保条約成立】

1961(昭和36)年4月 『君たちが生きる社会』筑摩書房より発刊。 

1962(昭和37)年5月 『君たちが生きる社会』が「サンケイ児童出版文化賞」受賞。

1970(昭和45)年 『かわさきのむかし話 神奈川の民話1』発刊、むさしの児童文化の会代表。

1972(昭和47)年 かわさき親子劇場設立、初代会長、10年務める。

同年 『かながわのむかし話 神奈川の民話2』むさしの児童文化の会より発刊。

同年 『かながわのむかし話 神奈川の民話3』むさしの児童文化の会より発刊。

1974(昭和49)年11月 「民話はがき」開始、反響が大きすぎて、一年後に活動停止。

同年 『四季のむかし話・全6巻』鳩の森書房より発刊。

1975(昭和50)年 『損と得のむかし話』一声社より発刊。

同年 『神奈川県の民話と伝説 上・下』有峰書店より発刊。

1976(昭和51)年 『よこはまの民話 神奈川の民話』むさしの児童文化の会より発刊。

1980(昭和55)年 川崎市総合文化団体連絡会の理事長に就任。

同年 『デゴイチものがたり』岩崎書店より刊行。 *この頃の十数年間は著作物多数。

1985(昭和60)年 多摩川を愛する会の結成、会長に就任。

1993(平成5)年7月 『川崎の民話と伝説』多摩川新聞社より発刊。

1995(平成7)年4月 『新加瀬山伝説』の脚本執筆(市制70周年記念事業)。

1997(平成9)年5月 医王寺「蟹塚」の除幕式に参列。

1999(平成11)年12月 「心のきずな」創刊、以後、亡くなるまで発刊、40号に至る。

2003(平成15)年5月11日13時3分 肺炎のため川崎区内の病院にて永眠、享年78歳。

*萩坂昇さんは、たくさんの著作を残していますが、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどを通じて、膨大な数の「民話・昔話」を紹介し、多くの人に「心のごちそう」を与えてくださいました。「略年譜」は、昇さんの幅広い活動のごく一部を紹介したにすぎません。どうか、そのことをご了解ください。(文責:萩坂心一)

 
 
 

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